2020年に入って一発目の記事です。
突然ですが、今年は「オーディオストック」というサービスを利用して、DTMマネタイズに注力していきたいと思ます!
以前から少しづつ利用してはいたのですが、今年は本格的に頑張っていきたいと思います。
そこで今月から、私がオーディオストックに「どのような曲を何曲登録したのか?」「月に何曲売れてどれくらい収入があったのか?」などを、このブログにて報告していきたいと思います。(とりあえずは1年くらいは続ける予定です)
今回はまだ着手し始めたばかりなので、まずオーディオストックとはどのようなサービスなのかと、私のオーディオストックにおける現状についてお話していきます。
オーディオストックとは?
楽曲の使用権を販売できる
オーディオストックの概要に関しては、運営会社「クレオフーガ」代表、西尾さんのこちらのツイートでおおよそ把握できるかと思います。
【2020年にAudiostockを始めてみよう!というクリエイターの方へ】
Audiostockは、自分の音楽作品を登録することで、使用権を販売することができるサービス。購入者の7割が動画用途(YouTubeの番組やCMが一番多い)で購入していて、販売回数に応じた使用料(印税)を得ることができます。
— 西尾周一郎@動画BGMのAudiostock (@nishiocf) January 5, 2020
補足するならば「自分の曲を”聴いて”もらうため」ではなく「自分の曲を”使って”もらうため」に販売するということになります。
なので、制作の際にはそういった点に少し注意しないといけません。
聴くこと、楽しむことに適した曲と動画等で扱いやすい曲とでは幾分かの相違があるものですから、そこを考慮しないと「なかなか売れない」なんてことになりかねません。
登録できる音源の種類
オーディオストックで販売できる音源の種類は大きく4種類に分けられます。
- BGM(インスト)
- 効果音・SE
- ボイス・ナレーション
- 歌もの楽曲
BGM(インスト)の印象が強いですが、効果音や歌ものも登録して販売することができます。
特に効果音やボイスに関しては作曲スキルがなくても制作することができるので、作曲に疎い方でも挑戦する道があるのは良いところですね。
ただ、歌ものにおいてはボカロなどの歌声合成ツールは使用はできないので注意が必要です。
報酬金額について
当然ですが、販売金額の100%が我々クリエイターに入ってくるわけではありません。
幾分かのマージンがあります。
はじめは販売金額の40%からスタートし、累計の販売点数や月に何点の音源を登録したかによって月ごとに報酬パーセンテージが増減します。ちなみに最大パーセンテージは60%です。
販売時の審査
音源登録時には、その音源がちゃんと販売できるクオリティにあるかどうかをチェックする審査があります。
初めて自分の曲を売ろうとしてる方にとっては最も気になる点ではないかと思います。なんだかんだで審査にはじかれると少し凹みますからね。
しかし、個人的にはオーディオストックの審査基準はそれほど厳しくはないと思います。
具体的にどういった点をチェックしているのかは定かではありませんが、楽曲そのもののクオリティはそれほど重要視されていない気がします。良い曲であるかどうかよりも「曲中に変なノイズは歪みがないか?」「曲冒頭の余白は適切か?」「曲の終わりが不自然に途切れていないか?」といった点に重きが置かれている印象です。
実際、私はこれらの理由以外で審査にはじかれたことはほぼないです。ただ、他にもはじかれる要因があるのも確かでしょう。
とはいえ、あまり神経質にならず気軽に挑戦していくのが良いと思います。たとえはじかれるにしても、最近は問題点をかなり具体的に指摘してくれるようになったようなので、改善点が分かりやすく修正しやすいです。(私がクリエイター登録したばかりの時期はかなり大雑把なことしか教えてくれませんでした)
参考までに、最近で審査にはじかれたときにいただいたメッセージの一部を載せておきます。
【ご調整いただきたい内容】
1:23にノイズ、全体的にピアノの音に濁りが見受けられます。サスティン値等をご確認、ご調整ください。また、最後の音の残響が不自然に途切れていると感じられます。ご調整いただいた上で再登録をお願いいたします。
このような感じで問題点を指摘してくれるので、再調整もやりやすいですね。
そして、これらの点を改善して再登録したら問題なく審査は通り販売開始されました。
購入者の主な楽曲使用用途
上の西尾さんのツイートでもおっしゃられていますが、Youtube番組やCMでの使用が多いようです。
もちろんこれは今現在のトレンドであり、これから変動していく可能性は十分にあるので、そういったことも見越して戦略を打つこともオーディオストックで稼ぐには必要かもしれませんね。
DTMで簡単にマネタイズできる
ここまで読み進めていただけたならもうお分かりかと思いますが、オーディオストックはDTMととにかく相性が良いです。相性が良いどころか、DAWを扱えることが必須条件みたいな部分もあるのでDTMスキルを思う存分発揮できる場所といえるでしょう
また、私の知りうる限り、オーディオストックはDTMでもっとも簡単にマネタイズできる手段だと思います。クリエイター登録も無料で簡単にできますし、これまでの私のようにクリエイター登録して数曲音源を登録した後はしばらくほったらかし、なんてことをしても特にお咎めなしです。(オーディオストック的には困る事案なのかもしれませんが…)
なので、興味があれば気軽に挑戦にしてみることをおすすめします!
私の現状報告
続いて、私のオーディオストックでの現状についてお話していきます。
総登録音源数
現在の登録音源数はすべてBGMで39点です。(うち1月登録分が5点)
初めて1曲目を登録したのが2015年の時なので、約5年かけてたったのこれだけです。我ながら怠惰ですね~w
総売り上げ
約5年で累計売上点数16点で\19377の収益です。(うち1月売上分が3点\3784)
大して頑張ってなかったことを考慮すると、まぁまぁな金額かなと思います。
今年中にはこれと同じくらいを月間で稼げるようになりたいものですね。
どんな曲が売れるのかまだよくわからない
正直、まだ具体的にどういった曲が売れるのかよくわかりません。販売点数も少なければ販売実績も少ないので、分析するデータが全く足りていないのです。
ただ、現在私が販売している楽曲のなかでも1点だけ明らかに売れているものがあるので、そちらを参考がてら紹介しておきます。
実はこの曲、「深夜の2時間DTM」というツイッター上で定期的に行われている企画に参加した際、そのまま2時間で作った曲なんですよね。たしか「スラップ奏法を使った曲」というお題だったと思います。
見出しやタグ付けが良いのか、曲が扱いやすいのか定かではありませんが、数日掛けて作った力作よりこれくらいゆる~く作った曲が一番売れるなんてことが起こったりするのが面白いところです。
そういう意味では、この深夜の2時間DTMという企画はオーディオストックと相性が良いですね。
興味のある方はこちらにも参加しつつ、オーディオストックで収益化なんてのも良いかと思います。(私は生活リズムの関係上、いまは全く参加できていませんが…)
2020年1月の登録音源&販売実績
続いて、今月登録した音源と売り上げについての報告です。
来月からはこの項の内容を中心にブログを更新していく予定にしています。
登録音源
今月登録した曲は以下の5曲です。
私はオーケストラを使った派手めの曲をオーディオストックに登録しがちなのですが、今月はポップスでもよく使われるような馴染みのある楽器構成の曲を中心に制作してみました。
派手で壮大過ぎる曲は、用途にハマれば申し分ないけれど汎用性はあまり高くないでしょうからね。
販売実績
今月の販売実績は以下になります。
※左側の金額はその音源の「販売価格」で、右側はその音源が売れた際の「取得金額」です。
上でも少し触れましたが、今月の取得金額合計は\3784です。
これまでは1曲も売れない月のほうが多かったので、まぁ上出来なのではないでしょうかね?
売れた曲も、上で紹介したスラップ曲が売れており、やはりこの曲は楽曲を使う側からすると都合の良い曲なようですね。売れている理由がよくわからないのが歯がゆいところですが、売れているという事実に変わりないので、ここは素直に喜んでおきましょう。
今年の目標
オーディオストック攻略を本格的に始めるにあたって、今年の個人的な目標をここで決めておこうと思います。
登録音源数
●最低50点。できれば100点以上を目指す。
まずは手近で達成しやすい最低ラインの目標として総登録音源数50点を目指します。
可能であれば、その倍である100点登録を年内に達成できよう頑張ってみます。
月間収益目標
●月間\10000。できれば月間\50000を目指す。
もう一つの目標として、月間収益を最低\10000を目指します。現在の私の報酬パーセンテージからすると、月に8~10点くらい売ることができれば達成できる金額です。
現状、月間\50000は願望に近い数字ですが、月間でこれだけ稼げれば人生変えられる金額だと思うので、そこに向けて頑張っていきたいところです。
もし興味をもったなら
ここまで私事を含めつらつらと語ってきましたが、もしこれをご覧になってオーディオストックに興味をもったなら以下の招待コードを使ってぜひ会員登録してみてください。
●招待コード:AZLSRmOzu9Dj
クリエイターとして登録する場合、会員登録完了後”300円(税込)”が進呈されます。
購入者側での登録の場合は以下の2つから得点を選ぶことができます。
- Audiostockのプリペイド1,080円分の進呈
- 会員登録後30日以内の合計購入金額20%分のAmazonギフト券の進呈
まとめ
再度言いますが、オーディオストックはDTMでマネタイズするならとてもおすすめなサービスです。
大したリスクも無く挑戦できるうえ、しっかり行動すれば割と早く結果が付いてきます。
実際、月間3点の売り上げという今月数字は、実は私にとっては最高記録なのです。注力し始めてすぐにこう伸び始めたのですから、もっと早く頑張っておけばよかったとしか思えませんね。
まぁこれから頭打ちになる可能性も十分にありますが、そうなったところで失うものは大してないので、この1年はオーディオストックの年にしていきたいと思います。
そして「DTMで稼ぎたい」と思う方はぜひ私と一緒に頑張っていきましょう!